シャンシャンファミリー

★シャンシャン(香香)
2017年6月12日(月)11時52分、 恩賜上野動物園生まれ
2歳※(人間でいうと6歳くらいでしょうか。)
大きくなったけど、まだまだ子供。おてんば娘です。

名前公募: 2017年9月、歴代最高となる32万2581件の応募から決定!
呼びやすく、漢字の「香」は花開く明るいイメージから。


★リーリー(力力)
国際血統登録に記載されている 名前 : 比力(ビーリー)
2005年8月16日、臥龍保護センター生まれ
13歳※(人間でいうと40歳くらいでしょうか。)
体重:およそ135kg
優しくおっとりした性格で、木登り上手。よくカメラ目線をくれます。
人気者の自覚あり?

日本名前公募:リーリー(応募数 359件)、ヨウヨウ( 応募数  226件)、ゲンキ( 応募数  216件)、ソラ( 応募数  128件)
応募総数は4万438件。




★シンシン(真真)
国際血統登録に記載されている 名前 : 仙女(シィエンニュ)
2005年7月3日、臥龍保護センター生まれ
14歳※(人間でいうと40歳くらいでしょうか。)
体重:およそ120kg
グルメで食いしん坊。マイペースで穏やかな性格。食べっぷりに癒されます。

日本 名前公募: サクラ( 応募数 817件)、シャンシャン( 応募数 270件)、シンシン( 応募数 127件)、ミライ( 応募数 66件)
応募総数は4万438件。

※パンダの年齢を人間の年齢に例えるときは、年齢を3倍すればいいそうです。(諸説あり)

■リーリーとシンシンが日本に来るまで
(UENO-PANDA.JP パンダニュース~飼育係レポート~)


2011年2月21日深夜、上野動物園に2頭のジャイアントパンダが無事にやってきました。
2011年1月3日から半月ほど、飼育係と獣医師が四川省にある雅安碧峰峡基地へ飼育研修を受けに行きました。
基地は山の上にあり、時折降り積もる雪の中で、オスの比力(中国名ビーリー:日本ではリーリー)とメスの仙女(中国名シィエンニュ :日本ではシンシン )が飼育されていました。

初対面の際、仙女 (シンシン) は餌がもらえると思ったのか、そばまで寄って来たので、物怖じしない性格だなと感じました。
一方、比力 (リーリー) は「ん、誰?」とでも言うように、少し距離を置く態度でした。
この2頭は、新しい環境への適応能力が比較的高いといわれており、研修の後半では採血もできるまでになりました。


会って間もないころの仙女(シンシン)


会って間もないころの比力(リーリー)

2月18日、日本への輸送のために、再び中国へ入りました。
2頭と再会したとき、比力 (リーリー) はこちらを覚えていたのか初めて会ったときほどの警戒心は見せず、仙女 (シンシン) のほうは相変わらず誰がいても近づいてきました。2頭とも健康状態良好のようでした。

輸送当日、「いざ日本へ!」と準備のため飼育舎へ到着すると、呼びかけても反応せず丸くなって動かない比力 (リーリー) がいました。これは体調不良ではなく、ジャイアントパンダ特有の粘膜便を排泄するときのポーズです。こうなるとテコでも動きません。参ったなと思ったのですが、中国側の飼育担当者は問題ないよと言います。どうやら朝早くからこのポーズでうずくまっているので、そろそろ粘膜便が出るころらしかったのです。たしかに、少しして100グラムほどの粘膜便を排泄し、もとの動きに戻りました。

夕方、2頭を輸送用のトラックに載せ、パトカーの先導で約2時間かけて成都空港近くのホテルに到着しました。

中国側の輸送トラック

翌日未明、2頭の様子を確認しに行ったところ、輸送箱の中で竹をよく食べていたので少し安心しました。早朝、空港の貨物エリアで積み込まれると、しばしお別れです。経由地の上海空港で、積み替えをするときに健康チェックをさせてもらうまで、2頭の様子はわかりません。無事を祈るのみでした。

正午前、上海空港に無事到着しました。さっそく空港の貨物エリアへ向かいます。比力(リーリー)は長旅で少し疲れたように見えましたが、仙女(シンシン)はまったく動じず、食べるものを食べたら寝てしまいました。仙女 (シンシン)は肝っ玉かあさんになる素質をもっているようです。出国のため最後の清掃をおこなったあと、貨物室へ載せたのを確認して、我々も機内へ入りました。

機内では、パンダも一緒に乗っていることを知らせる機長の粋な計らいのアナウンスが流れました。我々の「いよいよ日本だ!」という気持ちとほんの少しの不安を乗せて、飛行機は中国を発ちました。